トマト酢でつくる「天ぷらマリネ」

完熟トマトで作る、さっぱりマリネ

トマトが美味しい季節になりました。皆さまのお宅ではどのように召し上がりますか? 女王の厨房では、トマトを具材ではなくドレッシングがわりに使うことがあります。よく食卓に登場するのが「トマト酢のマリネ」。さっぱりして美味しいので、暑い日でも食が進みます。

生玉ねぎに一工夫で甘みUP

まずは玉ねぎを刻みましょう。トマトと一緒にマリネソースとして絡めますので、、細かいみじん切りにします。量は4人前で大きめの玉ねぎ1/4個くらいでしょうか。新玉ねぎならこのまま使って大丈夫ですが、普通の玉ねぎの場合は、レンジで1分だけ加熱して辛味を飛ばします。ツンツンしたのが好きな人はそのままで。

真っ赤な完熟トマトを細かく叩いて

お次はメインのトマトです。真っ赤に熟したものをお使いください。こちらは1個。分量的にトマト優勢でお願いいたします。細かく細かく、汁物になるくらいみじんに叩きます。粗い目のおろし金でおろしてもいいです。これを冷ました玉ねぎと一緒に大きめのボウルへ入れてください。

さて、味付けしていきましょう。女王が使ったのは、ワインビネガー大さじ  1・5(酸味が好きな人は多めで)、塩・砂糖小さじ半分ずつ、黒コショウとミックスハーブ、粉末ガーリック。ここらはお好みで。

ぐるぐるっと混ぜて終了。これがマリネ液になります。このままサラダのドレッシングとしても使えます。

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スーパーの天ぷらでも大丈夫

では次に、てんぷらを用意します。今日は張り切って自宅で挙げてますが、実は女王は揚げ物が好きじゃありません。なので、もっぱらこれを作るときは出来合いの天ぷらを買ってきます。チンしてマリネ液にぶちこむだけです。海老とかイカの天ぷらでも美味しいんですよ。

今日はタラです。200グラムくらいです。4人前だとお考え下さい。これを適当な大きさに切ります。一口でパクッといけるサイズです。

切ったら、塩こしょう、軽く小麦粉をまぶしておきます。これを小麦粉と重曹を少し入れた天ぷらの種にドボンと入れてしまいます。マリネにするので、あんまり見た目は気にしません。

揚げたら熱いうちにトマト酢の中へ

これをからっと揚げていただきまして、油をしっかり切り、マリネ液へ漬け込みます。熱々のうちにつけるのがコツです。揚げ油はいつも王宮では米油を使ってます。揚げ色は、あまり濃くしない方が見た目的には映えます。

ころもが剥がれやすいので、漬けたらさっと混ぜるだけにして冷まします。完全に冷めたら、上下を返すようにそーっと混ぜて、冷蔵庫でしっかり冷たくしてください。混ぜすぎるとボロボロになりますので、要注意。

冷たく冷やして召し上がれ~

出来あがり。天ぷらのころもがマリネ液を吸い込んで、そこへ玉ねぎとトマトが絡んでおります。美味しくないわけがない!こういうボリューム感のあるマリネもがあると食卓が華やぎます。冷たい白ワインに合わせていただきますと、しゃれたおつまみにもなりますよ♪