「もやし」でお好み焼きアレンジ
お家でお好み焼きをお作りになる方は多いと思います。通常はキャベツがメインになるところですが、女王の厨房では最近「もやし」が多く登場いたします。シャキシャキとしたもやし特有の食感が楽しめる、さっぱりタイプのお好み焼きです。お酒のおつまみにもぴったりですよ。
もやしは粗く刻んで使います
もやしってお安いし、いつでも手に入りますから使いやすい食材ですよね。実は栄養も豊富で、「発芽」というプロセスで得られる特有の栄養素が多いのは、他のスプラウトと共通するところです。
中でもカルシウム、カリウム、葉酸、ビタミンB1、ビタミンC、食物繊維、アスパラギン酸を多く含み、風邪の予防や生活習慣病の改善も期待できるそうなので、どんどん食べたいお野菜です。今回のレシピでは、もやし1袋が1枚分。若い方なら2枚は軽く食べられますので、野菜不測の解消にもいいですね。
このもやしを、まずはさっと洗ってザクザク切っていきます。そのままでもできないことはないんですけど、形が作りにくいので刻んだ方がやりやすいです。粗さはお好みで。女王はいつもこのくらい。九条ねぎがあったので加えました。白ねぎの葉(緑の部分)をみじん切りにして加えても美味しいですよ。
生地の配合はお好みでOKですが……
生地は市販のお好み焼き粉で構いません。王宮ではこの配合で作ります。
- たまご中玉1個
- 小麦粉大さじ5杯
- 出汁カップ半分
- 山芋粉スプーン1杯
生の山芋でしたら、2枚分で1センチくらいでしょうか。少量しか使わないので、もっぱらこの粉末のものを常備しております。注意すべきは濃度。あまりさらさらですと、キャベツより軟らかめに焼き上がるので崩れやすくなります。イカ天を砕いて入れたり揚げ玉(天かす)を入れてもいいでしょう。
まぜまぜ……。いつもは紅ショウガを足したり、あれこれ混ぜ込むことが多いのですが、今日は撮影用にベーシックに。具材もなしでいきます。普通のお好み焼きと同じく豚やイカを乗せて焼いても美味しいです。
じっくり火を通していきます
では、焼きましょう。フライパンでもホットプレートでもいいです。薄く油を敷いて、あまり厚くしないように広げます。もやし1袋がこの1枚に入っています。すごくヘルシーですよね~。
片面が焼き上がったらひっくり返して、もう片面もしっかり焼きます。生焼けに気をつけてくださいね。あと、柔らかいのでひっくり返すのが少し難しいです。自信がない方は小さめに焼くと失敗しにくいと思います。
ソースだけでなく、ぽん酢も相性よし
焼き上がったら味付けです。これはもう、お好みで。女王はお好み焼きソースにめんつゆを加え、ちょっとさっぱり和風なテイストにするのが好きです。何も塗らずに皿に盛り、ぽん酢をつけて食べるのも美味しいですよ。そうなるとお酒のつまみになっちゃいますわね~♡
女王の好み、砕いた花かつおとマヨネーズ。キャベツのお好み焼きのような甘みがないため、とってもビールに合うんです。そして、シャキシャキとしたもやしの歯ざわり。さっぱりしているので、重たいのが苦手な方にもおすすめです。ぜひ、ご家庭でアレンジしながら楽しんでみてくださいませ。