まんまる土鍋で炊くピカピカごはん

ごはん専用の土鍋について

女王はご飯を炊くとき、炊飯器をメインで使用しておりましたが、先日ごはん専用の土鍋を買いまして、炊飯器とアデューいたしました。皆さまの中にも土鍋で炊飯をされる方は多いと思います。女王もたまに普通の平たい土鍋で炊いておりました。「同じお米なのかしら」と思うくらい、炊飯器とは食感が違いますよね。そんな土鍋ごはんをさらに手軽に炊けるのが「ごはん専用土鍋」です。

「三鈴陶器」のごはん鍋

女王が購入したのは「三鈴陶器」の「三鈴窯 ごはん土鍋」という商品です。大きさは三合炊き。鈴のようなまんまるい形がかわいくて、「みすず鍋」という名前で呼ばれているようですね。長年欲しかったハリオと悩んだ結果、こちらに落ち着きました。ポイントは「手入れが楽」「値段が安い」「見た目がかわいい」の3点です。どちらも密林さんで購入できますので、ぜひレビューをご覧になってください。

普通の土鍋とどう違うのか

ごはん専用土鍋の特徴は「深さ」です。各メーカー様々なデザインですが、どれも米と水が対流する設計で、結論を申し上げると普通の土鍋よりワンランク美味しく炊けます。収納に余裕があれば、ぜひお持ちいただきたいアイテムです。

材質は普通の土鍋が圧倒的に多く、少数ですがIHに対応した金属内蔵のものがありました。蓋は、みすず鍋のような一枚物のシンプルなタイプ、中蓋付きで吹きこぼれを抑えるタイプ、ハリオのようにガラスで弁がついているタイプなど。女王の買ったみすず鍋は、最もシンプルなものだと言えます。

みすず鍋の使い方

メーカーに説明があったので貼っておきます。基本的には普通の土鍋ごはんと同じ。中~強火で15分ほど。粘りのある湯気が吹き上がったら、やや火を弱めて3分。10~20分蒸らしたら出来上がりです。スピードは炊飯器よりかなり早いです。

みすず鍋ご飯の炊き方

もうひとつ、このごはん鍋のすぐれた点があります。それは、炊いたまま「おひつ」として使えること。水分をほどよく逃してくれるので、放置してもしゃきっとしたままです。さらに、冷めたらそのまま冷蔵庫へ入れられますし、電子レンジ、オーブンに放り込んでも無問題。これはズボラな お忙しい方にはありがたいのではないでしょうか。

女王が実際に炊いてみました

普通のスーパーのあきたこまちを炊いてみました。3合用ですが、お米は2合です。どうでしょう、炊きあがりのこのツヤ。カニの穴もばっちり開いています。

ほぐしてみましょう。おお、ピカピカですね。

食感は、水加減にもよりますが、表面がつるっとしてもちもちと歯応えがよいです。ご飯が口の中で弾む感じ。主張の強い炊きあがりです。炊飯器とは全く違うハリのあるご飯に仕上がりました。少し長めに炊けば、おこげもできます。

シチューやスープにも使用可能

なお、多くの方がマイナスポイントとして挙げられる「吹きこぼれ」についてですが、確かにねばねばした湯気が吹きこぼれます。そのままにしておくと、鍋を伝わってこんろを汚しますので、女王はこのようにお弁当用のアルミカップを挟んでいます。これで吹きこぼれもシャットアウト(ウィンク)

あと、女王はこのお鍋でスープ類も作ります。沸騰して火を止めた状態でもじわじわ熱が入るので、コトコト炊いたような仕上がりに。ご飯以外にも、なかなか重宝しております。

三鈴窯 ごはん土鍋 公式サイト