大人味、和風のさっぱり炒飯
女王はそろそろコッテリはご遠慮したいお年ごろ。特に暑くなると、さっぱり味のものばかり食べたくなります。そんなとき、よくお昼にいただくのが「カリカリ梅の炒飯」です。コンビニで売ってる、あのカリカリ梅で作ります。さわやかで胃にもたれないのがよろしくてよ♪
赤い梅、青い梅の違いについて
まずはこいつを買ってきましょう。「カリカリ梅って緑のと赤いの、どっち?」って思った方。実はコンビニの場合、赤いのはローソンだけみたいです。あとは緑。ビジュアル的には赤の方がきれいなので、今回は赤いですけど緑でも味は変わらないので大丈夫。
これを包丁で刻みます。あんまり細かくしすぎると、カリカリした食感がなくなるので粗みじんでOK。刻んだら小皿に取っておきます。
ごまが重要なはたらきをしますよ~
今回は卵が入らない炒飯なので、コクを出すのに重要になるのが「ごま」。香ばしい金ごまを使います。本当はすりごまにした方が栄養価は高いのですが、見た目重視でいりごまで。丁寧にするなら切りごまにしといてもいいですね。
そして大葉も刻んでおいてください。仕上げに使います。
最初に、ごまを油で炒めます
底の丸いフライパンや中華鍋を温め、十分に熱くなったら油を注ぎます。そしてまた十分に熱したところに、さきほどのごまを投入します。
油の中でしっかりごまに火を通すと、だんだんごまがピチピチと動き出します。こうすることで、とても香ばしくなるのです。
鍋を振って、ムラなく炒めて
はい、ごはんが入りますわよ。卵なし炒飯はごはんが粘って固まりやすいので、鍋肌でごはんを焼きつけては鍋を振って空気を入れ、ぱらっと感をキープします。
ここで、味付けの真打登場。なんとこれを使うのですよ。見たことあるでしょう、お姉さまの「ゆかりさん」の隣でひっそり微笑む「かおりさん」です。
ゆかりさんは梅しそ、かおりさんは青しそ。女王はどちらも好きですけれど、炒飯には酸味が少なく香りが強いかおりさんが合うと思います。ゆかりさんだと、後で梅が入るので酸っぱくなりすぎるのです。
使う量は梅がしょっぱいぶん、少々控えめに。ふりかけごはんとして食べるなら、ちょっと物足りないくらいがちょうどいいです。
梅入ります!梅を入れたら混ぜる程度で、決して炒めすぎないでください。なぜかというと、熱を入れすぎるとカリカリではなくなるのです。そんなのイヤ~ンです。
できました。さっぱり酸味と食感が楽しい「カリカリ梅の炒飯」。トッピングした大葉を散らし、爽やかな香りをご堪能ください。噛みしめるとふわっと香ばしいごまの香りがして、よいアクセントになっています。