はんぱ野菜はピクルスにおなり♪

野菜室の大掃除、やっちゃうわ

皆さま、冷蔵庫で無駄になっているお野菜はございませんかしら。ひとり暮らしや家族が少ないご家庭では、使い切れないはんぱ野菜が残りがちでございます。

そんな野菜を使い切るため、冷蔵庫の大掃除としてスープをお作りになる方もおられますが、女王は最近ピクルスにしてしまうことが多いです。特に夏場は厨房で火を使うのが辛いお年ごろ。切るだけで完成するピクルスは、ヤワな老体にやさしいメニューです。

ただし、ピクルス液は本格的にやろうと思うとけっこう大変です。ディルとかペッパー類とか、上等なワインビネガーとか。王宮の財政を圧迫するものがいっぱい。

ちなみに写真はマドリードにお住まいのセニョリータからいただいた、ワインブランド「TORRES」のビネガー。こういう上等なものを使うと本当に美味しいのですが、日本では手に入りませんし、普段使いできないお値段です。

本格的に作りたい方は、女王ピクルス液で

それでも「ピクルスを一から作ってみたい!」という方には、こちらの「女王ピクルス液」をご紹介します。なんだかあやしげな精力剤みたいな響きでございますが、とても美味しいことは立証済みでございますので、ぜひ材料が揃ったらお試しあそべ。

女王ピクルス液:レシピ

白ワインビネガー250ml、水170ml、砂糖55g、塩小さじ1、叩いた粒胡椒少々、ローリエ少々、お好みによってタイム、ディル、ローズマリーなどのハーブを。

これらを煮立てて冷まし、ジップロック、または密閉容器で野菜を漬け込みます。 食べごろは漬けた翌日~3日目くらい。辛いのがお好きなら輪切りの鷹の爪をお入れください。

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ちゃちゃっと作りたい方は、コレよコレ♪

たぶんここへ漂着された方は「手間はきらいよ」という方ばかりでしょう。そんなアナタには、女王の秘密兵器をお教えしますわ。

ミツカンから出ている「ドレッシングビネガー」という調味酢なのですが、まあこれが実に良いお味。程よくスパイスが効いて甘みが少なく、ピクルスにぴったりなのです。しかもお値段が安い!こちら普通サイズですが、女王はたくさん使うので1Lの業務用サイズをポチります。

 

いろんなお野菜、どんどん放り込んで

スタンダードなきゅうりもいいですし、大根、にんじん、セロリ、パプリカ、カリフラワーやズッキーニ。茹でたての枝豆、たまねぎや生姜、山芋も美味しいです。適当に大きさをそろえてカットし、ジッパーつきポリ袋に入れて「ドレッシングビネガー」を注ぐだけ。密閉容器でもけっこうですが、袋の方が液に浸りやすく無駄がありません。

注意点としては、けっこうお味が濃いので最初は少なめにお使いになった方がよろしいです。冷蔵庫に入れておけば漬けた翌日から美味しく召し上がれます。白ワインのおつまみに最高ですし、サンドイッチのお供にもいいですね。

ビネガーは再利用もできます

さらにこのビネガー、残った液も再利用できるのです。こちらは刻んだキャベツ。野菜の水分で少し薄まっていますので、少しだけビネガーを足してローリエを入れ、1日漬け込みます。ザワークラウトみたいで美味しいですよ。また、オニオンスライスですと大人の味になりますし、にんじんを漬けるとキャロット・ラぺ風に。

もちろんドレッシングとして本来の使い方もおすすめです。ちょっと上等なEXバージンオイルを足してもよし、そのままノンオイルでさっぱりいただいてもよし。ぜひ1本備えて様々にアレンジなさってください。

 

↓こちらから購入できます。女王は1Lをまとめ買いですわ♪