「ねぎまアヒージョ」でバル気分

さあ白ワインのご用意を

今夜は刺身用のまぐろが安かったので、柵で買ってアヒージョにします。もちろん、女王が作るのですから、ちゃちゃっと出来るなんちゃってバージョンです。

本来、アヒージョとはスペイン語で「小さな(刻んだ)にんにく」という意味です。そういえば、にんにくを「アホ」と言いますものね。そのにんにくをオリーブオイルで素材とともに煮込んだバルの定番がアヒージョ。マドリード以南のお料理だそうです。

こちらはビールでもいいですが、白ワインによく合いますので、ぜひ作り始める前に冷蔵庫でワインを冷たくしておいてくださいませ。

材料は、たった3つだけです

さて、材料です。「ねぎ」「まぐろ」「にんにく」たった3つです。これなら冷蔵庫にあるわ、というお宅も多いのではないでしょうか。お鍋のネギが1本余ったときなんか、ぱっと作れて便利です。

今回はまぐろでしたけど、他の魚でもいいんですよ。いわしのぶつ切りですとか、牡蠣とか。たいていは白ネギに合うと思います。あるいは角切りベーコンなんかでも。

下ごしらえとしては、まずにんにくをカットして芯を取っておきましょう。切り方で風味が変わってきます。女王式は半割にして油に香りを移し、取り出しておいて最後に戻すやり方です。美味しいけれど、にんにくって焦げやすいんですよね。

まぐろは一口サイズ。ぽいっと口に放り込めるくらいの大きさで、ころがしながら面を焼き付けます。あんまり小さいとボロボロになるので、そこそこの大きさで。

ネギは、まぐろと釣り合う大きさにカット。この時期の白ネギは本当に美味しいので、せっせと食べてしまいます。鍋もいいけど、焼くと甘味が出て格別です。

女王愛用「スキレット」が便利

以前に記事でご紹介しました「スキレット」の登場です。

こちら☞  http://tenuki.iann-jp.com/vegi/skillet

そのまま食卓に出せますし、蓋で蒸し焼きにできますので、非常に便利。ネギにじっくり火を通して甘くするために使用しました。もちろん普通のフライパンでも大丈夫です。

冷たいままのスキレットにオリーブオイルを大さじ1くらい入れて、にんにくと少量の鷹の爪を置きます。低温からじっくり熱するコールドスタート。本来はもっとたっぷりの油を使うのでしょうが、ネギをじわじわ焦がしながら甘くしたいので、最初は少し。途中で差し油をして仕上げます。

火をつけて中火~弱火でにんにくを転がしながら、油に香りを移します。鷹の爪が焦げて黒くなったら、お箸でつまんでポイしてください。

にんにくを取り出し、ネギを焼きます

にんにくに火が通っていい香りが出たら、小皿に取り出しておきましょう。後でまた戻します。

ネギをスキレットに入れ、ころころ転がしながら焼き目をつけていきます。ぺしゃっと平ったくなるので、箸で形を変えながら全面に焼き色をつけます。途中、蓋をしめて蒸らしてあげると甘味がぐっと増します。火加減に注意して、真っ黒こげにならないように。ネギは甘みが強いのでコゲコゲになりやすいのです。

いい感じにネギに焼き色がついたら、ここで油を足します。大さじ1杯くらい。火を少し強くして、まぐろを入れます。さっき小皿に取っておいたにんにくも戻します。

ここからはスピード勝負。ネギが焦げないように注意しつつ、まぐろの面をころがしながら焼いていきます。最後に塩こしょうで味付け。山椒を振っても美味しいです。

そのまま熱々をテーブルへ

さあ、いい具合に焼き上がりました。スキレットならそのまま食卓に出せます。お皿に移すなら、あらかじめ器を温めておいた方が美味しくいただけます。

仕上げにレモンをキュッと絞って

食卓でレモンを絞って、さあどうぞ。熱いうちが美味しいですが、冷めたらまたこのまま火にかけることもできます。ネギから熱い油が飛び出しますので、気を付けて召し上がれ。ほろっと口の中でまぐろがほどけて、魚の旨味がじゅわ~。ねぎの甘みとにんにくの香り。ああ、ワインがどんどんいけます。

ちなみに火の通し具合ですが、ほんの少し生の部分が残るくらいがジューシーです。あまりに焼きすぎるとパサパサしますので、頃合いを見ながら焼き焼きしてくださいませ。そうそう、残った油はパスタに使ったり、同じくスペイン料理のトルティージャ(じゃがいものオムレツ)にすると、二度美味しくいただけます♡