魚の旨味たっぷり「イワシのカレー」

イワシは庶民の味方です

皆さま、青魚はお好きでいらっしゃいますでしょうか。貴族だからと言って、鯛やフグばかり召し上がってちゃいけませんわ。青魚に含まれるDHAは脳の老化を防いでくれますことよ。女王は残念ながら鯖にアレルギーがあるのですが、アジやイワシは積極的に食べるようにしております。第一、お安いじゃありませんか。美味しくて安くて健康にもいい食材、こんな良いものを使わない手はございません。

処理が大変?慣れれば秒殺ですわ♥

カレーになるイワシさんたちです。10尾で200円でした♪ 夕方になるとたたき売りでもっとお安くなることもありますよね。でも、多くの方が「下処理が面倒」と、敬遠されるんですよね。慣れてしまえば野菜と変わらない手間なのですが、もったいないですね。

特にイワシは超カンタンで、包丁を入れるのは頭と胴を切り離す1回だけ。そうすると内臓が出てきますので、その穴に親指を突っ込み、お尻の方に向かってスイーッと指で開くだけ。包丁で切る必要ないんです。そして背骨をつまんで引っ張ると胸の方まで全部くっついて外れます。(写真撮りましたがビジュアル的に美しくないので省略)あとは塩水でちゃちゃっと洗って、ハイ終了です。

この「イワシの手開き」を覚えてしまえば、つみれ、魚バーグ、フライなど自由自在。煮つけは骨を取る必要がないので、さらにカンタンです。「うろこどうするの」って思うでしょうけど、イワシのうろこは薄くてはがれやすく、売り場に並ぶころにはほとんど残ってないので無問題。ほんと、こんな弱くてやわやわな魚が、よくぞ大海を泳いでいたわと感心します。魚へんに弱でイワシ、まさにその通り。食べる方にとっては便利ですけど☆

材料も手順も、とてもシンプル

イワシ愛を熱く語ったところで、手順に参りましょう。まずは材料から。

もちろんイワシ、今日の10尾で5~6人前くらいでしょうか。玉ねぎ2個、茄子は↓これくらいの2本。大きい茄子なら1本、そこらへんはテキトーな手抜き王国です。その他に缶詰のカットトマト(ホールトマトの場合は刻んで)。


茄子の代わりにししとう、オクラなどでもよいかもしれませんね。でも、じゃがいもは粘りが出すぎてイワシの食感に合いませんでした。もし使うなら油いためにして、煮込まず最後に入れるといいかも。

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イワシをソテーにして焼き汁キープ

手開きにしておいたイワシに、軽く塩コショウしてオイルでソテーします。強火で一気に。両面ひっくり返して火が通ったら、お皿に上げて冷まします。お魚は焼きたてはやわらかくフカフカしてますけど、時間が経つと固くなるでしょう。あれを逆手に取ります。身を固くしていただき、煮崩れないタフなイワシに変身っ、です。

イワシを焼いたフライパンに、水と酒をカップ半分ずつ入れて沸騰させ、容器に取っておきます。魚の旨味が出ていますので、捨ててしまうともったいないです。日本酒の代わりに甘くない白ワインでも結構です。

玉ねぎ→茄子の順で炒めます

中華鍋のような深いフライパンにオイルを多めに入れ、火にかけます。十分に温まったら、スライスした玉ねぎを入れてくったりするまで炒めます。本当はあめ色になるまでやりたいところですが、ここは手抜き王国ですのでそんな手間は来世に持っていきます。

これくらいになったら、適当な大きさに切って水にさらしておいた茄子を入れます。最初に茄子を油いためすると鬼のように油を吸い込んでしまいますので、玉ねぎを絡めるように炒めてカロリーを節約します。さっぱり仕上がるので女王はトマトソースなどもこの順番です。

出汁は「秘密の粉」を使います

茄子がしんなりしましたら、トマトの缶詰を入れて、全体に絡めます。そして、その缶に水を満たしてドバーッとフライパンに加えてください。さらに、さっき取っておいたイワシを焼いたフライパンの汁も入れてしまいます。

どうです、ちょうどいい具合の水加減になりましたでしょう?ここに小さじ1杯ずつの生姜とにんにく(すりおろし)を加えて煮詰めていきます。蓋はせずに、火は中火。辛口がいい方は、このタイミングで鷹の爪を入れてください。後でカレー粉が入るので、量は控えめがいいと思います。

そしてそして~~、この粉!なんでしょう。ふふふ、出汁パックです。煮出し用の無塩パックで、これを袋から出して大胆にも鍋に投入。素晴らしい魚の旨味が汁に加わります。ちなみに以前もご紹介しましたが、女王はこちらを使ってます。

出汁パックは無塩がよろしくてよ
便利な出汁パック。お料理の味を引き立たせるには「無塩」がポイントです。初心者でも美味しくてカンタンにできる、無塩の出汁パックをご紹介します。

カレー粉を思い切って入れちゃって

いい感じに煮詰まってきたら、いよいよカレー粉です。市販のカレールウをほんの少し、規定量の1/3くらい入れてなじませたら、粉末のカレー粉を大さじ2~3杯、入れてしまいます。

塩を加えて味を調えたら、ここから先は強火厳禁。さっと全体になじませて、粉が落ち着いたら仕上がりは近いです。

最後にイワシを入れて5分煮込み

最後にイワシを鍋に入れたら、なるべく崩さないよう気をつけて混ぜ、イワシの身が温まった程度で火を止めます。あんまりぐりんぐりん混ぜると「イワシどこ!」な状態になるので、気をつけて(それでも美味しいですけど)。

ごはんや食器の準備の間、火を止めて10分ほど休ませておきましょう。その間に味が浸透します。

イワシのカレー、できあがり!

じわっと魚の旨味がたまらない、「イワシのカレー」出来上がりました。さらっと系が好きな方は、カレールウを使わずカレー粉をもう少し増やしても美味しくできます。青魚ならではの脂の旨味と、トマトの甘酸っぱさ、出汁粉の香りが相まって、なんとも乙な大人のカレーです。女王個人としては、辛めの方が美味しい気がします。ほんの少しだけ「めんつゆ」を入れても、美味しく仕上がります♡