魔法の調理器具、それは「せいろ」

「チン」じゃなくて「蒸す」のよ!

貴族の皆さま、ご家庭で蒸し物はなさいますか?焼き物や煮物はなさっても、おそらく蒸し物はそう頻繁になさらない方が大半ではないでしょうか。しかし、女王の厨房ではランチタイムにこのようなせいろが出現します。

最近は電子レンジの機能が向上し、王宮の厨房にあるオーブンレンジも、スチームなんちゃら機能ですとか、水を含ませて使うセラミックですとか、蒸し物に対応できるようです。しかし、女王は「せいろ(蒸しかご)」を使いたいのです。なぜなら、美味しいから!そしてラクだから!

お鍋にお湯を沸かして、ホイッとせいろを乗せれば、あとは放置プレイで大丈夫。一切のテクニックがいりませんし、出来上がりの美味しさといったらそりゃもう 今回は女王、愛するせいろについて熱く語りますわ。

女王が好きなのは「蒸し野菜」

数ある蒸し物の中で、最も女王が好きなのが「蒸し野菜」です。もうね、茹でるのやめたくなりますわよ。蒸した野菜の美味しいことったら。

湯気の上がったせいろに、熱の通りにくいものから順に入れていくだけ。これだと最初にじゃがいも、2分くらいしてにんじんを入れて、10分蒸した後にアスパラときのこを最後に入れる時間差攻撃ですね。

冷蔵庫に残った野菜をポンポン放り込んで、蒸している間にタレを作ります。と言っても、難しく考えなくて大丈夫。なんなら塩だけでも美味しいのですから。

女王がふだん蒸し野菜に用いるのは、塩、ゴマ塩、抹茶塩、カレー塩など塩+風味系、またはポン酢にごま油や柚子胡椒、山椒を入れたもの、こってりいきたいときはマヨネーズをベースにカレー粉やわさび、コチュジャンなど。気分でよろしいのです。

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ふわっふわの中華まんに感動

中華まんのためにあるんじゃないかというくらい、中華まんを劇的に美味しくしてくれるせいろ。コンビニのべしゃっとした皮や、レンチンした固い皮で満足しているアナタ!このふわっふわ、ジューシーな中華まんにひれ伏したくなりますわ。

さっきの女王ランチのせいろの中身です。どこにでもある買ってきた中華まんと、チルドのシューマイですが、せいろで蒸すだけでレストランのようなお味になるんですよ。

こちらは台湾でいただいた小籠包。持ち帰りをレンジでチンしてみたけど、まったく食感が違ってショックを受けたのが、女王のせいろストーリー第一章でございます。

こちらは「鼎泰豐(デンタイフォン)」の蒸しケーキ。せいろで蒸したら、赤ちゃんのほっぺのようにムチムチになりました。これ系はせいろに勝るものがございません。買ってきた蒸しパンも、超絶うまくなりますのでお試しあれ。

お芋の甘みが全く違いますよ

ふかし芋も、全力でレコメンドしたい一品です。甘いの、とにかく甘い、芋が。

これには理由がありまして、さつまいもに含まれる糖分は、低温から高温になる過程でゆっくりと生成されるのです。ですから急いで加熱すると、甘みの成分が十分に作られず、いまいち甘みのないお芋になってしまいます。

その点、せいろでしたらじわじわと芯から熱を加えていきますので、しっかりとお芋の甘みが作られるというわけです。同じ理由でかぼちゃなども甘くなります。

素材の種類やお手入れ方法など

せいろは使用する前に、ざっと水で濡らしておきます。サイズにもよりますが、積み重ねて3段くらいまでは家庭用のコンロでも大丈夫。なるべく火の通りにくいものを下に入れたらよろしいですわ。

材質は竹のものが最もポピュラーですね。杉や檜を使った高級品もございます。女王が使っているのは普通の竹で、一人用の18㎝(上の写真で使用したもの)です。

もっと大きいのも欲しいのですが、せいろは鍋のサイズに合わせないといけませんので、なかなか買い足せずにいます。皆さまもお買い求めになるときは、ご自宅のお鍋のサイズをまずチェックなさってくださいまし。

あると便利なシリコンメッシュ

なお、せいろの底には、いつも女王はシリコンのメッシュを敷いております。

食材がせいろの底に張り付かないようにするものです。白菜やレタスを敷いたりする方もおられますし、専用の穴あきクッキングペーパーも売られています。蒸気の通りは、たぶんこのメッシュがいちばんいいでしょう。

使用後はよく乾かさないとカビが

せいろは木でできていて湿気を吸いやすいので、使ったあとはしっかり乾燥させるのが長持ちの秘訣です。湿ったまま収納するとカビが生えてすぐダメになるので、そこだけは要注意です。

脂が付着した際は、洗剤を使っても構いませんが、あんまりごしごし洗うとささくれてしまうので、金属たわしなどは使用しないようにいたしましょう。それと、これは言わずもがなではございますが、あまりに火加減が強いと焦げてしまいます。女王もうっかり焦がしてしまったことがありますわ(涙)

 

↓こちらは上記で女王が使用したパール金属のせいろです。お値段が安い割に金具がしっかりしておりますので、もう4年も使ってびくともしません。

 

↓せいろに敷くメッシュシート。サイズはせいろに合わせてくださいね。